洗いすぎで逆に頭皮の臭いが悪化！？

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頭皮の臭いが気になると、1日に何回もシャンプーをしてしまいませんか。

朝出かける前、帰宅してから、夜寝る前…

たしかに頭皮の臭いで周りの人に不快な思いをさせていないかな…？と不安になると、何度も洗髪したくなりますよね。

しかし、その洗いすぎがさらに頭皮の臭いを招いている可能性が高いんです。

何度もシャンプーをすることで頭皮の皮脂、つまり潤いを何度も奪ってしまうことになります。

そうすると頭皮は焦って潤いを出そうと皮脂を過剰に出そうとしてしまいます。

これは頭皮だけでなく顔でも起こり、何度も洗顔することによって脂性肌やニキビを招いてしまうんです。

皮脂が過剰に出ると、頭皮のベタつきだけでなく皮脂の毛穴詰まりを招いてしまい、頭皮の臭いの元となってしまいます。

頭皮や皮膚には、常在菌と言われる菌がいて、アレルギーや刺激から皮膚を守ってくれています。

しかし何度も洗髪してしまうとそれらの菌も一緒に洗い流してしまい、黄色ブドウ球菌などが繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

黄色ブドウ球菌は強い臭いを発生させてしまうので、これが頭皮の臭いのもととなります。

洗いすぎによって頭皮が乾燥すると、今度はフケが発生しやすくなってしまいます。

フケが発生すると毛穴に蓋をしてしまい、毛穴詰まりを起こして頭皮の臭いの元となります。

頭皮の臭いを防ぐには、シャンプーを使った洗髪は1日に1回までにしておきましょう。
もし朝起きて頭皮のベタつきが気になる、という方は、朝は湯シャンがおすすめです。

また、シャンプーをするなら朝ではなく夜の方がオススメです。
夜は体温が上昇しやすいので毛穴が開きやすい上、寝ている間にお肌のターンオーバーが行われるのでしっかり汚れを落としていないとターンオーバーが乱れてしまいます。

ターンオーバーが乱れると古い角質がうまく剥がれられず毛穴を塞いでしまって、毛穴に皮脂が詰まり臭いを発生させてしまいます。

そのため、頭皮の臭いを防ぐには、シャンプーによる洗髪は夜に1回、それ以外は湯シャンのみにするようにしましょう。

洗いすぎで逆に頭皮の臭いが悪化！？洗髪の回数は何回がいい？